白内障の最大の原因は加齢ですが、加齢を主因としてその他の複数の要因(紫外線、喫煙等)が複雑に関与し白内障を発症するとされています。
ただ、紫外線や喫煙等ある程度予防可能な原因もあり、原因と予防を含めてご紹介いたします。
※ クリックすると各原因について |
太陽紫外線は外出時に眼鏡やサングラスの装用、つばの広い帽子の着用等の簡単な方法で予防可能です。帽子で約20-30%、サングラスで約90%程度、眼部暴露の低減が可能です。晴天下の海や雪山、屋外スポーツ等では短期間に強い紫外線を浴びることが多く、特に注意が必要です。また常に紫外線対策を行うことも慢性的な暴露を回避するうえでも重要です。
サングラスを着用し、紫外線対策をしているから安心というものではありません。紫外線は反射するため、真正面からだけでなく、全方位からやってきます。つまり図のように、サングラスの横からも入ってきてしまいます。
横から入ってきた紫外線は角膜に当たることで少し屈折し、目の鼻側の部分や水晶体の部分に集中的にあたることになります。
このことを”コロネオ現象”と言います。
それでも、「サングラスをしていないよりはいいのでは?」と感じられるかと思います。しかし実は、集中的に紫外線があたってしまう部分は、サングラスをしていないときよりも多くのダメージを受けることがあるのです。
喫煙者は非喫煙者に比べ白内障発症リスクが約1.5~3倍上昇するとも言われています。また体への影響を考えても禁煙をお勧めします。
過剰な飲酒は白内障リスクを上昇させます。
適量を心がけましょう。しかし、赤ワインの適量飲酒(1日ワイングラス1杯程度)は白内障リスクを軽減するという報告があります。適量飲酒であってもビールでは、ほとんど効果がないようです。
血糖コントロールが非常に重要です。血糖コントロールが不良であればその分白内障リスクが増加します。糖尿病網膜症発症にも関係しており血糖コントロールは眼にとって、とても重要な問題です。内科かかりつけ医にご相談ください。
その他、白内障の原因には以下のようなものもあります。
ビタミンA、C、Eは白内障に関して有効性は認められないという報告があり、マルチビタミン+ミネラル+βカロチン15㎎の併用やアキサンチンやルテインが白内障進行抑制効果があったという報告があります。
当院では白内障進行予防として、点眼薬を処方いたしております。是非ご相談ください。